ボドゲネット.com の Shoです!
皆さんはボードゲーム『宝石の煌き/Splendor』をご存じでしょうか?
プレイヤーは商人ギルドの長となり、資産を使って鉱山に投資し、
自分の船を新世界へ送り出し、優秀な職人たちを雇い、
原石を美しい宝石へと磨き上げることを目的とする。商業帝国を作り上げ、莫大な資産を持つ後援者を得て、
最も威信ポイントの高いプレイヤーが勝者となる。
という設定の、宝石トークンを扱う白熱の対戦型ボードゲームです。
今回はそんなボードゲーム『宝石の煌き/Splendor』について、
ボードゲームアリーナで遊ぶ方法を分かりやすくまとめました!
※本ゲームはBGAではプレミアム専用となっています。
『宝石の煌き/Splendor』の概要
プレイ人数…2~4人
プレイ時間…約30分
対象年齢 …10歳以上
『宝石の煌き/Splendor』とは?
『宝石の煌き/Splendor』は、2014年に発売されたボードゲームです。
(Marc André作 )
2014年ドイツ年間ゲーム大賞の最終候補にも残ったという人気作。
遊び方・ルール
ここからは、『宝石の煌き/Splendor』の遊び方やルールについて説明していきます。
本記事では、Splendor を オンラインで遊べる Board Game Arena(BGA) でプレイする事を
前提としており、そちらから画像をキャプチャしています。
また、こちらでBGAのチュートリアルが遊べます。
ゲームの流れ
宝石の煌き/Splendor の大まかなゲームの流れは以下の通りです。
- STEP1簡単なゲームの流れ
- STEP2自分のターンにアクションを行う
- STEP3威信ポイントが15以上のプレイヤーが現れたらゲーム終了!
【STEP1】簡単なゲームの流れ
ゲーム開始時のボードは下図の様になります。
ゲームの流れは
宝石トークンを集め、宝石トークンを使って発展カードを集める。
発展カードに付随の威信ポイント集めていく、という流れになります。
それぞれのアイテムの効果は以下の通り。
宝石トークン
発展カードを入手するためのコストとなるトークン。
白・青・緑・赤・黒・黄金 の6種類あり、
人数に応じて下表の枚数をゲームで使用し、プレイヤー間で共有する。
プレイヤー人数 | カード枚数 |
---|---|
2人プレイ | 各色 4枚+黄金5枚 |
3人プレイ | 各色 5枚+黄金5枚 |
4人プレイ | 各色 7枚+黄金5枚 |
発展カード
宝石トークンを使用して主に取り合う事になるカード。
左上の数字がプレイヤーの得点となる「威信ポイント」を指し、
左下の宝石の絵が 必要なコスト、
右上の数字が このカードで得られる割引ボーナスを表す。
(上のカードの場合、白の宝石のコストが-1される)
発展カードはレベルがあり、
レベル1を40枚、レベル2を30枚、レベル3を20枚の計90枚使用する。
レベルが上がるにつれ、得られるポイントやコストも上がっていく。
貴族タイル
ボーナスポイントにあたるカード。
プレイヤーの中で最も早く獲得条件を達成したプレイヤーが入手できる。
使用する貴族タイルの枚数は「プレイヤーの人数+1枚」になる。
【STEP2】自ターンのアクションを行う
自ターンには次の①~④の行動が可能です。
- ①異なる色の宝石トークンを3つ取る
- ②同じ色の宝石トークンを2つ取る
- ③発展カードを1枚予約し、黄金トークンを1枚取る
- ④場の発展カードか、予約した発展カードを1枚プレイする
順番に解説します。
①異なる色の宝石トークンを3つ取る
場にある宝石トークンから異なる色を1つずつ選んで 合計3つ 取ります。
取った宝石トークンは あなたの宝石 として表示されます。
②同じ色の宝石トークンを2つ取る
同じ色の 宝石トークン を2つ取りますが、
この行動は取る宝石が場に残り4個以上ある時のみ行えます。
③発展カードを1枚予約し、黄金トークンを1枚取る
このゲームの特徴的な行動で、
場に出ている 発展カード or 山札の一番上の一枚 を
他プレイヤーが干渉できない自分の場に置き、黄金トークンを1枚取る。
取られたカードの後には山札から1枚追加します。
黄金トークン は どの色扱いにも出来るジョーカーの様な存在です。
④場の発展カードか、予約した発展カードを1枚プレイする
カードのコスト分の宝石を使って
場か、予約したエリアにある発展カードを購入します。
場の取られたカードの後には山札から1枚追加します。
発展カードの右上には、購入することで次回から割引となる宝石トークンが
絵で示されています。
上図のカード場合では緑の宝石トークンを1割引く効果があるため、
次回の購入から緑の宝石トークンコストが-1されます。
こうして発展カードを購入していき、
割引数を増やすことで 更にレベルの高い発展カードを購入し、
威信ポイントを貯めていきます。
上図はゲーム終盤の様子。
上図では白3・青1・緑3・赤3・黒4 を割り引いた状態で購入できる。
ここまでくると宝石トークンを購入する事自体が少なくなる。
【STEP3】威信ポイントが15以上のプレイヤーが現れたらゲーム終了!
威信ポイントが15以上のプレイヤーが現れたら
そのラウンドを全員のプレイヤーがプレイするまで進めて、ゲームを終了し
威信ポイントが最も高いプレイヤーが勝利となります。
(※同点の場合は、開発カードのプレイ数が少ないプレイヤーが勝利)
ポイント や ゲームの感想など
ここまで 『宝石の煌き/Splendor』 のルールを解説しましたが、
プレイしてみてのポイントや感想を記載します。
【ポイント①】貴族タイルの入手でゲームが加速する
貴族タイルは 3色×3個 or 4色x2個 の2パターンの獲得条件が設定されており、
貴族タイルを入手し始めるタイミングで一気にゲーム終了まで加速します。
大体、発展カードを15枚~20枚程入手したあたりでゲームが終了します。
【ポイント②】予約は後手に回る
「予約」は自分が絶対に欲しいカードを取られる事を阻んだり、
他プレイヤーに取られると困る(貴族タイルを取られる)という状況で
相手の行動を阻止したりといった方法に使用できますが、
・予約によって山札から追加されたカードで代替できる可能性がある
・阻止したからといって相手の宝石トークンが減る訳ではない
・見返りが黄金トークン1枚と控えめ
といった観点から
結局、後手に回る展開になる事が多かった印象です。
効果的に使える状況は限定的かもしれません。
感想
何度かやってみて、まず思ったのが先行が有利なゲームであること。
3番手、4番手になると3巡目のカードを取られた後の動きが上手く繋がらなければ
他プレイヤーから1手番遅れてゲームが展開します。
しかし、そこ以外に気になる点はなく
宝石トークンを取り合っていたゲーム序盤から、ゲーム中盤→終盤に進むにつれて
加速度的に購買力が上がり、早くなっていくゲーム展開にやみつきになります。
ルールは簡単なのですが、相手と自分の次の動きを真剣に考えるあまり、
プレイ中にみんな 無言になります(笑)
勝っても負けても僅差となる事が多く、
誰かが「もう1回やろう!」となる白熱のボードゲームです。
富む者は更に富んでいく、金持ち宝石商の気分を味わえる『宝石の煌き/Splendor』。
是非一度プレイしてみてください。
BGAでプレイ可能な追加ルール
BGAではプレイ前に以下の追加ルールを選択することが出来ます。
ゲーム内でのサポートのON・OFFのみが可能です。
(発展カードの購入可否表記のアシストなど)
まとめ
今回は『宝石の煌き/Splendor』の遊び方・ルールを初心者向けに詳しくご紹介しました。
それでは、良きボドゲライフを!
コメント